出走権を懸けた「トライアルレース」

 

「トライアルレース」は、3歳限定G1レースへの出走優先権を懸けた特定のレースです。
トライアルレースで優秀な着順を納めると、特定のG1レースに優先的に参加する権利が得られます。

 

トライアルレースで出走優先権が与えられるレースの中でも皐月賞、日本ダービー、菊花賞、桜花賞、オークス、秋華賞の6つは、イギリスの体系にならって「クラシック」と名付けられているレースです。

 

代表的なトライアルレース

 

日本ダービーが開催される東京競馬場の空撮

 

トライアルレースが設けられているG1レースは全部で7つです。
「トライアルレースが用意されているG1レース」と「トライアルレースの種類」を併せてご紹介いたします。

 

皐月賞

「皐月賞」とは、中山競馬場で行われる芝2000mのG1レースです。

 

優秀な繁殖馬を選出するためのレースであり、過去の優勝馬にはヴィクトワールピサ、オルフェーヴル、コントレイルなどの名馬が挙げられます。
トライアルレースは「弥生賞」「若葉ステークス」「スプリングステークス」の3つです。

 

日本ダービー

「東京優駿(日本ダービー)」は、東京競馬場で行われる芝2400mのG1レースです。

 

過去の優勝馬にはシンボリルドルフ、キングカメハメハ、ディープインパクトなどの歴史的名馬がいます。

 

とくに皐月賞、菊花賞、日本ダービーを制した馬は「三冠馬」という名誉が与えられるため、日本ダービーは特別な注目が集まるレースです。
トライアルレースには「青葉賞」「プリンシパルステークス」、そして先ほど登場した「皐月賞」の3レースが挙げられます。

 

菊花賞

「菊花賞」は、阪神競馬場で行われる芝3000mのG1レースです。

 

他のG1レースと比べて長丁場のレースであるため「最も強い馬が勝つ」と評価されており、過去にはミスターシービー、ヒシミラクル、キタサンブラックなどの有名馬が優勝しています。
トライアルレースは「セントライト記念」「神戸新聞杯」です。

 

桜花賞

「桜花賞」は、阪神競馬場で行われる芝1600mのG1レースです。

 

最も速く、優秀な牝馬を発掘するためのレースであり、歴代優勝馬にはアーモンドアイ、ジェンティルドンナ、ウオッカなどの名牝が挙げられます。
そんな桜花賞に挑戦するためのトライアルレースは「チューリップ賞」「アネモネステークス」「フィリーズレビュー」の3つです。

 

オークス

「優駿牝馬(オークス)」は、東京競馬場で行われる芝2400mのG1レースです。

 

牝馬限定のレースであり、過去の優勝馬にはメジロラモーヌ、ブエナビスタ、エアグルーヴなどが挙げられます。
トライアルレースは「フローラステークス」「スイートピーステークス」や、さきほど登場した「桜花賞」の3つです。

 

秋華賞

「秋華賞」は京都競馬場の芝2000mで行われる牝馬限定戦です。

 

この中では一番歴史が浅く、古馬に開放されたエリザベス女王杯の変わりに牝馬三冠戦の大トリとして創設されました。
主な優勝馬はファインモーション、レッドディザイア、クロノジェネシスなどの名牝がズラリ。
「紫苑ステークス」「ローズステークス」が前哨戦として設定されています。

 

ちなみに、牝馬三冠を取った馬が同年のうちにエリザベス女王杯まで制すると牝馬四冠と称されることもあります。
しかし、近年はジャパンカップに向かう牝馬ばかりなのでなかなか誕生しません(秋華賞→エリ女はアパパネが最後)。

 

白熱するレースを見逃さずに

トライアルレースは注目度の高いG1レースに出走するためのレースです。

 

G1レースそのものがトライアルレースとして組み込まれているものもあり、注目度は計り知れません。
競馬をこれから楽しんでいくのならば、覚えておいて損がないレースなのではないでしょうか。

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