競馬と聞いてどのような姿を思い浮かべるでしょうか?
大抵の人は、競走馬の背中に騎手が乗っている姿を思い描くはずです。
しかし、あまり知られていない競馬の競走形態の中には、騎手が背中に乗らない競走の一種があるのです。

 

それがけいそく競走という名前の競馬の一種です。
このレースは、競走馬が1人乗りの二輪馬車を引っ張って競走する形態となります。
一風変わった繋駕速歩競走とは何なのか、特徴や魅力をまとめて行きたいと思います。

 

繋駕速歩競走とは?

冒頭でも触れたように競走馬の背中に騎手が乗らず、二輪馬車を引っ張って走る形態のレースとなります。
1人乗りの馬車と言っても相当な重量があるため、競走馬の馬力には多くの人が舌を巻くでしょう。
日本ではあまり親しみがありませんが、海外では爆発的な人気を誇るレースです。

 

最も大きな特徴と言えるのが、4本の肢のいずれかが地面に付いていなければならないルールです。
競走馬が全力疾走すれば、すべての肢が空中にある状態になってしまいます。勢いに任せて全力を出してしまうと、4本の肢が空中に浮いて失格となるでしょう。
陸上競技の競歩をイメージすると分かりやすいかもしれません。

 

このように通常の競馬レースとは違って、独特なルールが多く採用されているのが繋駕速歩競走なのです。

 

繋駕速歩競走でのレース風景

 

繋駕速歩競走の魅力

繋駕速歩競走の魅力は、大きく分けて2つあると言って良いでしょう。

 

1つは歴史を感じることが出来る点です。
諸説ありますが、元々は軍馬を育成するために始められたものだと言われています。
戦車を引くことを前提とした訓練だったので、当時の情景を思い浮かべると歴史を追えるでしょう。
映画やアニメの世界で見る光景に近い物が繋駕速歩競走にはあるかもしれません。

 

レース観戦に白熱する男女

 

もう1つはレース展開のワクワク感です。
少しでも早く走って1位を目指して欲しいと思う反面、スピードを出し過ぎて4本の肢が浮いてしまい失格になるのを恐れるドキドキ感があるでしょう。
繋駕速歩競走は4本の肢のいずれかが地面に付いていなければいけないので、意外と失格になる競走馬が多いのです。

 

開催されている場所

中央競馬では昭和43年に廃止されているので、身近な場所で気軽に見られないのが残念なところです。
一部のアマチュアが繋駕速歩競走のレースを開催することもあるので、気になる人は情報を仕入れてみてください。
確実に観戦したいのなら海外へ足を運ぶと良いでしょう

 

海外では繋駕速歩競走の人気が高く頻繁にレースが行われています。
レースを見てみたいだけの人は、インターネットで動画を探してみるのもありです。
雰囲気を見れば繋駕速歩競走の魅力や楽しさが肌で実感出来るはずです。

 

あまり知られてはいない繋駕速歩競走ですが、これも競馬レースの1つなので覚えておきましょう。

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